平成28年度 議会報告

平成28年度6月議会の議案を簡単にまとめました。
報告2号 岡谷市市税条例の一部を改正する条例の専決処分
今回の改正では住民の負担になるものはない、軽減される内容である。
主なものとして

現在、住民税の医療費控除の特例で医療費は10万円以上かかった部分は控除されている。
現状では、なかなか10万円は超えない方が多いので、医薬品に対して足きりを1万2千円として控除される。
医療費10万円控除か医薬品1万2千円控除のどちらかを控除額が多い方を選択できる。
市販の薬でも適用されるものがあるがこれから国など決まっていく。
平成29年の1月1日から適用される。
病院にかからず、自ら健康管理し薬で対応して治療し医療費を減らす目的がある。
法人市民税について
現在、税率9.7%が6.0%に下げる。
岡谷市の税収は減るが、交付税で再分配される。
企業の負担は変わず、市民税の下がった部分は国税として徴収される。
地方によっての税収を差を少なくすることが目的
軽自動車税
現在、軽自動車税には大きく2種類あり、取得税は県税、所有税は市税となっている。
今回は二つの税を一緒にして軽自動車税とする。また、取得税は環境性能割、所有税は種別割と名前が変わる。
当面の間、環境性能割は県に徴収してもらい、市に戻ってくる。
固定資産税
再生可能エネルギーの固定資産税について我が町特例として、一部について市が決められる。
岡谷市には該当しない。
延滞金について
国に変更があり、同じように市も変更する。
報告第3号
岡谷市都市計画税の一部を改正する条例する専決
地方税法の一部を改正するための改正
引用条文がずれたための改正するためで、内容的に岡谷市には関係はない。
報告第4号
岡谷市国民健康保険条例の一部を改正する条例の専決
国民健康保険、基礎課税額の限度額を52万円を54万円に改める
後期高齢者支援金課税額の限度額を17万円を19万円に改める
また5割軽減及び2割軽減も見直しされた。
専決第5号 一般会計補正予算の専決
寄付金を基金に積み立てるための補正予算 11,225千円
(133名中120名がふるさと納税)
報告第6号一般会計補正予算の専決
熊本の災害に対する支援で、県を通じて職員の支援要請がきている。
そのために必要な経費の予算。
建物、宅地の危険を判定する建築士・土木技師を派遣するための旅費、車両借り上げ費や備品に係わる経費。
報告第7号 和解及び損害賠償の額の決定についての専決
駅前のホテル前の歩道のインターロッキング舗装の破損につまづき転倒
治療費の60%、15,468円
報告第8号 和解及び損害賠償の額の決定についての専決
川岸にてタイヤが路上の一部の窪みにより破損
損傷額の1,500円を負担
報告第9号 一般会計繰越明許計算書について
昨年度中に工事等、予算執行が終わらなかったものを報告
報告第10号 地域開発特別事業の繰越明許費について
東堀保育園の土地の測量が途中のため
報告第11号 岡谷市水道事業会計予算繰越明許計算書について
病院に係わる道路整備についての水道工事
報告第12号 岡谷市下水道事業会計予算繰越明許計算書について
病院に係わる道路整備についての下水道工事
議案第44号 岡谷市湊財産区管理委員の選任について
2名退職したので新たに選任する
議案第45号 岡谷市職員の勤務時間及び休暇等に関する条例
法令の変更による条文の整備と新たに、小中一貫校を義務教育学校と定義づけする
議案第46号 岡谷市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例
条文の整備
議案第47号 議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例及び岡谷市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例
年金と遺族年金は両方もらうことができず、どちらか選ぶようになっているが、公務災害保証は併給される。ただし、現状は全額ではなく割落とし86%貰えるが、今回の条例改正で88%もらえるようになる。
議案第48号 岡谷市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例
岡谷市でいう学童、学校教育法の改正により義務教育学校の定義づけをおこなう。
議案第49号 岡谷市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例
大都市では保育士が不足している対策として、保育士の代わりに保健師と看護師は保育士とみなして良い基準がある。今回は保育士の代わりに准看護師でも良いとした。(1名まで)
また当分の間、市長が保育士と同等の知識や補助的な仕事をしている人で認めた場合、保育士とみなせる。(1/3名まで)
岡谷市には影響はない。
議案第50号 市道路線の認定について
川岸小学校の敷地の道を市道認定する。
議案第51号 一般会計補正予算
コミュニティ事業費 11,100千円
コミュニティ助成事業 小口区
地域圧胴助成事業 間下小口小尾口横川
公会所の備品など
男女共同参画推進事業費 896千円
男女共同参画のかるた作り、挿絵を市民と小学校5,6年生でつくる
財産管理費 9,900千円
固定資産の台帳整備 委託
国より指示実施し、半分は特別交付税として国が支払う
積立金 2,840千円
寄付金を基金に積み立てる
ふるさと納税分 138件 268万
普通寄付金は2件
災害対策事業費
雨量計が市内に11箇所、国県に3箇所あり、リアルタイムでインターネット発信していく。
目的は、雨がどの程度降っているのか把握してもらい危険を知ってもらうために実施する
今現在は遅れてアップロードしているので意味がない。県の補助がついたために実施する。
戸籍住民基本台帳費 15,023千円
マイナンバーに関する費用
商工費 2,200千円
シルキーバスの運行事業で病院の駐車場が完成しバス待合所を市役所前から病院へ変更するための工事、バスターミナルは病院の敷地内に移転する。
12月くらいから実施予定
蚕糸博物館の企画展がコミュニティ事業助成金に採択されたための財源構成の変更 500千円