【地方から、“制度の正しさ”に異議を唱える】
ずっと疑問に思っていました。
なぜ、地方の声は制度に反映されないのか。
なぜ、地方分権と言いながら、地方はますます国に縛られていくのか。
中央の政治家からこんな言葉を聞きました。
「三位一体の構造改革以降、東京に財源が集中する仕組みになった。是正しなければならない。」
でも、その後に続いたのは──
「……でも、発言は選ばないとね。」
その瞬間、私は決めました。
だったら、地方から声を上げるしかない。
レポートをまとめ、意見書を提出し、
全国に檄文を送りました。
地方から、制度に問いを投げるために。
誰かを責めたいわけじゃない。
ただ、「このままではいけない」と声を届けたい。
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第4章|地方から“制度の正しさ”に異議を唱える──私が動き始めた理由 〜地方が日本の未来をつくる〜|共田たけふみ 長野県議会議員